マイソル情報局
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■用語集
ア行 | |
アウティング | 本人の同意なしに公にしていない性自認や性的指向を暴露・流布すること。 |
アセクシャル | 無性愛。他社に対して恋愛を抱かない、もしくは恋愛はするが性的欲求がないなど、様々なパターンがある。 |
Ally(アライ) | 正しくはストレートアライ(Straight Ally)と言いう。自身はLGBTの当事者では無いがLGBTの性的マイノリティを理解し、支援している人、もしくは取り組みについて明確にしている人たちのことを言う。
※米国で、LGBTの方々を支援し、同姓愛に対する嫌悪や偏見を持つ価値観などの解消を促すための活動(Straight Alliance)が盛り上がった背景があり、これらを支持する人がアライ(Ally)と呼ばれるようになったことが始まり。 |
異性愛者 | 異性に対して恋愛感情、性的願望を抱く人。「ヘテロセクシュアル」「ストレート」「ノンケ」と言われることもある。 LGBTに理解を示し、支援サポートを行う異性愛者のことを「ストレート・アライ」とも言う。 |
Inclusion(インクルージョン) | LGBTに限らず全ての人において活躍・成功する機会があり、それぞれの在り方を特別視されることなく、組織の中で個々の能力やスキルが活用されること。 |
Intersex(インターセックス) | 医学的な呼称は「性分化疾患」。 生物学的性別を、男性・女性と完全に当てはまらない人、もしくは状態のこと。 半陰陽とも言う。 |
LGBT(エルジービーティー) | Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシュアル)、 Transgender(トランスジェンダー)の英語の頭文字をとったセクシャルマイノリティの総称。近年では自身の性別や性的指向が定まっておらず分類できないとされるQuestioning(クエスチョニング)を合わせたLGBTQと表現することもある。 |
X(エックス)ジェンダー | 出生時の男女の枠に捉われない人々。あり方は様々で男性でもあり女性でもあり、逆に男性でも女性でもない、中性、無性など性の枠に捉われない、もしくは流動的である人々。 |
MtF(エムティーエフ) | Male to Femaleの略称。身体的には男性として生まれ、性自認が女性(女性として生きている/女性として生きたい)の方。 |
FtM(エフティーエム) | Female to Maleの略称。身体的には女性として生まれ、性自認が男性(男性として生きている/男性として生きたい)の方。 |
FtX(エフティーエックス) | Female to Xの略称。生物学的性が男性であり、性自認がXジェンダーの人。 |
MtX(エムティーエックス) | Male to Xの略称。生物学的性が女性であり、性自認がXジェンダーの人。 |
オープンリーゲイ | 自分のセクシャリティを隠さず、また、他人の憶測などではなく、本人の口から正式にかつ確実にカミングアウトしたゲイ。 |
カ行 | |
カミングアウト | これまで公にしていなかった 自分のセクシャリティを、自分の意思をもって、公に、もしくは誰かに打ち明けること。「Come out of the closet」が元で、押し入れから出てくるの意味。 |
クイア | 元は英語で差別的に使われる「風変わりな」「奇妙な」の意。元来は同性愛者などに対する蔑称であったが、最近は当事者がポジティブに自称する言葉として使われている。LGBTのことをまとめてクイアと呼ぶこともある。 |
クエスチョニング | 自己のジェンダー、性同一性、 性的指向が定まっておらず、特定の枠に属さない、わからない、迷っている、典型的な男性/女性ではないと感じる人。 |
クローゼット | 自分のセクシュアリティを隠して暮らすことを暗喩する表現。 |
ゲイ(gay) | 男性同性愛者。男として男性が好きな人。 |
サ行 | |
GID(ジーアイディー) ※性別違和も参照 |
Gender Identity Disorderの略称。性同一性障害に同じ。 |
Gender(ジェンダー) | 生物学的な性別ではなく、社会的・文化的に作られる性差、性別のこと。 |
シスジェンダー | 「生まれた時に割り当てられた身体的性別」と「自分の性自認」が一致している人。 |
ストレート | 異性愛者に同じ。「ヘテロセクシュアル」「ノンケ」とも同じ意味であり、異性愛者であることを示す言葉。LGBTに理解を示し、支援サポートを行う異性愛者のことを「ストレート・アライ」とも言う。 |
性自認 | 自分の性別をどのように認識しているかということ。 自分自身の性自認と生物学的性差に食い違いが生じた場合、「性別違和感」を感じ、性同一性障害がそれにあたる。 |
性的指向 | 性的指向(せいてきしこう)は、いずれの性別を恋愛や性愛の対象とするかをいう、人間の根本的な性傾向の概念のことを指し、「性指向」ともいう。 |
性分化疾患 | 外性器・内性器・内分泌系・性染色体など身体的な特徴が、生まれつきに一部が男女に判別しづらい人の状態。 性分化疾患自体は、性自認・性別同一性・性的指向(を意味する概念ではなく、通常の女性の体、男性の体という固定観念とは一部異なる「体の性のつくり」を表す概念。 「インターセックス(半陰陽)」「性発達障害」「性分化障害」とも言われてきたが、2009年に日本小児内分泌学会は総称を「性分化疾患」と統一。 |
性別違和 | 自身の身体的な性別と性自認に違和感を覚えること。また、現在では「性同一性障がい(GID)」に代わる診断名にもなっている。 |
性同一性障がい(GID) ※性別違和も参照 |
身体的な性別に違和感があり、社会生活に困難を抱えている事に対して、医療による解決を図るために創られた医学的な診断名。2004年に特例法が施行され、定められた要件を満たす場合、戸籍上の性別を変更することが可能である。 |
性別適合手術 |
性別を変更する手術ではなく、性器を望みの性別に近づける手術。以前は「性転換」と言われていたが、2002年に統一。2018年に公的医療保険の対象となるが、一部適応外となるものもある。 |
セクシュアリティ |
人間の性に関する総称。性的指向や性自認についての在り方。ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダーなどがあるが、あくまでもほんの一部でしかない。 |
セクシュアルマイノリティ |
性の在り方の中での少数派。性的少数者とも訳される。LGBTの人たちを総称して用いられる事が多くなっている。「セクマイ」と略されることもある。 |
セリバシー |
禁欲主義。性的欲求はあるが、感情や欲求を抑え行動に移さないこと。 |
タ行 | |
ダイバーシティ |
異なる性質を尊重し、多様な人材の可能性を高めようと働きかける考え方の総称。 |
DSD |
「性分化疾患」を参照。Disorders of sex developmentの略称。 |
トランスジェンダー |
戸籍や身体的な性別が一致せず、反対の性で生きる事を望む状態のこと。 |
トランスセクシュアル |
心と身体の性が異なり、外科的手術を受ける事で一致させることを強く望む価値観。 |
トランスヴェスタイト |
異性装者。自らの性役割とは異なる外見や服装を求める指向。クロスドレッサー(CD)と同意語。 |
トランスフォビア |
性同一性障害やトランスジェンダーに対する嫌悪を感じ、否定的な価値観を意味する言葉。 |
同性愛者 |
同性に対して恋愛感情や性的欲求を感じる人の総称。 男性の同性愛者を「ゲイ」、女性の同性愛者を「レズビアン」と呼ぶ。 |
同性婚 |
同性同士による結婚。日本ではまだ認められてないが、「同性パートナーシップ制度」を設ける地域もあるなど、法制度が進みつつある。 |
ハ行 | |
バイセクシャル |
両性愛者。同性・異性に関わらず、恋愛や性愛を感じる性指向。 |
半陰陽 |
Intersex(インターセックス)を参照。 |
パンセクシャル |
全性愛者。バイセクシャル(両性愛)が「男」と「女」を基準にした見方であるのに比べ、2種類以上の性を問わない性指向。オムニセクシャル(Omnisexual)と呼ばれることもある。 |
ヘテロセクシャル |
異性愛者に同じ。「ノンケ」「ノーマル」「ストレート」等と表現されることもある。 |
ホモフォビア |
同性愛に対する恐怖や嫌悪、偏見などの否定的な心理、価値観のこと。 |
ポリアモリー |
双方が合意の上で、複数と並行して恋愛・性愛関係になっても良いという価値観。「一夫多妻制」のように複数の婚姻(パートナー)関係の場合は「ポリガミー」と呼ばれている。 |
ポリセクシャル |
多性愛者。パンセクシャル(全性愛)が全方向なのに対し、一部のジェンダーを除く様々な性を対象としている。 |
マ行 | |
モノアモリー |
ポリアモリーの対義語。特定の一人との恋愛・性愛関係を望む価値観。 |
モノガミー |
特定の一人との婚姻(パートナー)関係を望む価値観。一夫一婦制。「モノ」と略されることもある。 |
ラ行 | |
レズビアン |
女性同性愛者。女として女性を好きな人。 |
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